【台湾駐在員大解剖】驚きの待遇・給与・手当も公開【インタビュー(前編)】

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全部教えて!台湾駐在員さん!

好評を頂いておりますインタビュー特集
今回は、台湾台北の駐在員の仕事・生活を探っちゃおう!となります。

インタビューの前編は私TJ-ブリから、台湾駐在員を大解剖!仕事の他、給与・手当を大公開!です。

今回、インタビューをさせて頂きましたのは、TOMさん(仮称)
TOMさんとは実は日本にいる時からつながりもあり、駐在以降も親しくさせてもらっています。

TOMさんは大企業にお勤めということもありまして、個人や企業が特定できる部分についてはカットさせて頂いております。

が・・・!!!

その代わり!普通は公開されることのない駐在員の中身について探っていきたいと思います!
結構教えてくれました! 駐在員って・・・やっぱりすごい…。
知られざる駐在員の実態、駐在員はどんな仕事か、そして気になる手当・給与はどんなものか、気になるところです!

  • TOMさんの自己紹介
  • 台湾駐在が決まった経緯
  • 外資金融系の駐在員の仕事について
  • 駐在員の休みや週末の過ごし方
  • 駐在員の給与・駐在員の手当を大公開 では、駐在員の年収は…!!?
  • 台湾駐在員の中国語のレベル
  • 駐在後の今後のキャリアプラン

このような項目を聞いています。
それでは行ってみましょう。

なお、今回も【インタビュー(後編)】 では、本サイト運営メンバーのカオルコから、台湾駐在員の生活事情を見ていきます!こちらも普通明かされることのない台湾駐在の生活・生活コスト、子育て等々、徹底的に深堀りしています。

インタビュー対象プロフィール

TOMさん

  • 年齢:30代後半
  • 台湾在住歴:3年
  • 会社:外資金融・コンサル系駐在員
  • 年収:後ほど駐在員手当も含めて一挙公開!
  • 家族構成:奥様(日本人・専業主婦)、お子様2人(幼稚園大班、小班)
  • 趣味:読書、ゴルフ、マリンスポーツ

(最初に)知っておきたい!【海外駐在】と【現地採用】の違いとは?

今回の記事のテーマは、「海外駐在員」についてです。
よく比較されるものに、「現地採用」があります。両者の主な違いは以下の通りです。

【海外駐在】と【現地採用】の違いとは?

  • 「海外駐在」とは、例えば、日本本社からの命令で海外に派遣されることです。所属は基本的に日本の本社で、戻ることが前提となります。
  • 「現地採用」とは、ある国現地の会社に完全に就職することです。所属は、その国の会社となり、どこかに戻るといった話はありません。
  • 海外駐在にあたっては、転勤と同じように会社の指示のもとで異動するので、住宅費用の手当、赴任手当、税金の負担など、色々な手当がつくことが一般的です。但し、本社採用であることには変わりませんので、本社に戻ったり、またどこかに異動となったりします。
  • 他方、現地採用は、単にある会社に就職しただけですので、駐在ではないため上記のような手当はありません。その代わり、現地採用先の指示がない限りはどこかに異動するといったことはありません。

2021年11月某日 TOMさん&TJ-ブリの対談

<ここからは対話形式にて、録音した内容をなるべくそのまま記載します>
ただし、個人のプライバシーの関係もあって、インタビューした内容から少しアレンジをしています。
この点については、ご理解をいただきたくお願いします。

台湾駐在が決まるまで

ブリ:TOMさん、こんにちは。本日はよろしくお願いします。
まずは、簡単な自己紹介をしてもらえませんか。

TOM:ブリさん。こんにちは。TOM(仮称)です。出身は東京です。東京の私立大学を卒業後、今の会社に就職しました。会社は、外資の金融系です。およそ3年前に台湾に駐在員として来ました。日本人の妻、幼稚園児の子ども二人と一緒に台湾に住んでいます。ブリさんから、インタビュー…変な気分ですが、よろしくお願いします(笑)

ブリ:そうですね。付き合いが長い分、不思議な感じですが、今回駐在員大解剖がテーマなので、そこのところ、どうぞよろしくお願いします(笑)

TOM:大丈夫です。もう何でも回答しますよ。

ブリ:ありがとうございます。では、まずはTOMさんの仕事、また、台湾駐在のきっかけについて教えてください。

TOM:はい。私は金融系と言っても銀行や証券会社ではないのですが、広くクライアントに対して業務を提供する仕事です。まあ、コンサルタントとでも言っておきましょうか。今はマネージャーという役職です。
うちの会社では、海外勤務・海外駐在をしたい場合、完全に希望となります。希望者の中から、社内の面接や試験を通ったものが駐在員として海外に行くことができます。
私は、アジア圏での駐在希望を出していまして、台湾に空きが出たので、タイミングよく社内のハードルをクリアしまして、台湾駐在に至りました。

ブリ:外資系だと、半ば強制で異動させられる日系会社の駐在員とは少し違うのですね。アジア圏ということで台湾も元々希望に入っていたのですか?

TOM:いいえ。実は、台湾は元々考えたこともありませんでした。
正直なところ、最初は、シンガポール、香港、マレーシアないしフィリピンなど、英語でバリバリ仕事ができるところ!という感じで希望を出していました。もちろん欧米も良かったのですが、うちの会社は、欧米の駐在の希望の倍率が非常に高く、上司のススメで「アジアで希望を出したら」と推されて申し込んだところ、結果的に、すんなり駐在が決まったという流れです。

ブリ:そうでしたか。台湾の話が出た時はどう思いましたか?「英語」のイメージとはかけ離れると思いますが。

TOM:そうなんです。最初はこんな感じでした。
「台湾かぁ・・・。香港、シンガポールなどと比べると金融のイメージも少なく、経済もどうなんだろう…英語を駆使して仕事するということもなさそう…将来のキャリアにつながるのだろうか…」
と、ちょっぴりショックと不安という気持ちでしたね。

ブリ:なるほど。TOMさんの会社は駐在は完全希望ということで、断ることもできたはずですが、台湾駐在のご決断のキーはどのようなものだったのですか?

TOM:はい、台湾の名前が挙がった時は、恥ずかしながら、台湾については全くといっていいほど知りませんでした。海外旅行で人気の場所ということ、ごはんがおいしい、タピオカミルクティーくらいの印象しかなかったんですよ。

中国との違い、国なのか、どこにあるかすら、あまりわかっていませんでした。

なので、まずは、台湾について色々と調べました。ブリさんにも色々教えてもらいましたね。

調べてみると、治安も良い、民度も高い、半導体や電子部品、IT関連産業で大きな経済成長をしている、女性が総統で男女雇用の平等が実際にも図られている、などなど、旅行関連以外にも色々なことがわかりました。

調べていくと、なかなかビジネス的には面白そうだなと。

さらに、公用語がマンダリン(※補足:マンダリンは北京語のことで最も多く用いられる中国語。台湾の公用語についてはこちら。)ということで、この際、中国語でバリバリ仕事できるようになろうか!という前向きな気持ちになりました。

 

妻にも相談をしたところ、妻は大賛成してくれました。妻としては、治安面、子育て面、医療面、私のキャリアも含めて考慮し、背中を押してくれました。

ブリ:そうだったんですね!最初は台湾のことをよく知らなかった、駐在も希望外だった、ところが今は台湾駐在員として台湾にいる。世の中何が起こるかわからないですね。

外資金融系の台湾駐在員の仕事っぷり、ライフバランスは?

ブリ:それで実際に台湾に駐在してどうだったでしょうか?まずは仕事面について教えてください。外資金融系、すごそうですね!

TOM:いやいや。でも仕事は非常に充実したものになりました。案の定、台湾の経済は安定成長をしており、特に半導体関連産業のここ数年の成長は著しい(半導体、台湾の状況についてはこちら)。
他方で、賃金の低さの問題、富裕層との所得格差の問題、少子高齢化といった様々な社会的問題、そして、日本から台湾の進出、また、最近は特に台湾から海外、特に日本への進出・投資が目立ちます。
様々な問題と課題は
我々の仕事にもつながります。

この結果、日本企業や台湾企業から、色々な問い合わせをいただき、様々な方と仕事ができています。このような環境で仕事ができることを幸せに思います。

ブリ:TOMさんがバリバリ働かれている姿が目に浮かびます!仕事のボリューム的には多そうですね。週末や休日とかはどうでしょうか?

TOM:はい、土日出勤や休日出勤があるのも事実で、また、新しい顧客を開発したり、日系企業とも関係をつなげておかないといけない… そのため、ゴルフや会合も含めて、駐在当初は、かなり忙殺されてしまいましたね。

ブリ:おお、やはり忙しいのですね…。ただ、ご家族も台湾にいるわけですよね。小さなお子さんがいつつも台湾に来てしまっては日本の身内もいない奥さんは大変だったのでは?休日も仕事となるとそこも理解が必要ですよね?

TOM:ごもっともです。駐在当初は、かなり妻と揉めてしまいました。そして、妻とも多く話をしましたが、衝突も増え、これではいかんと、働き方を見直しました。

ブリ:ほう!具体的には、どのように見直されたのでしょうか。

TOM:まず、会議、飲み会、会合ですね。本当に開催すべき会議なのか、行くべき飲み会・会合なのか、しっかり考えて対処することにしました。カッコいい言い方をすれば、つまり「選択する勇気・断る勇気」ですね。
もちろん、ケアもします。仕事上、本当に大事なことなら、日中にフォローする、ランチをうまく利用するなど。まずはこんなところです。ゴルフも単なる付き合いだけなら全部断るようにしちゃいました。

このきっかけは、自分にとって、自分の人生にとって大事なことは何なのか、これを整理したものです。

自分にとって一番大事なのは、やはり「家族」です。家族がいて初めて私がいます、そして仕事を頑張る動機となります。まずは家族を大事にすべきと改めたのです。

一気に妻と家族との関係は良くなりましたね。
今は、プライベートも仕事も充実するようになりました。

ブリ:それは良かった!そして、さすがです。
すごく共感します。忙殺されてしまった
時って身近なものを見失いがちですよね、冷静に考えて対処されたTOMさんは素晴らしいし、企業に勤めながら実行することは簡単なことでは決してないと思います。

TOM:言い過ぎですよ(笑)。でも、企業勤めであるからこそ、理不尽なこと、非効率なことがある。自分はもうマネージャーの立場なので、自らが変えていかないと悪い流れが変えられないと思ったのは確かです。

海外駐在、海外移住を思った時に考えておきたいのは、こちら「【海外移住先選びに絶対必要】おすすめは自分の中に【私はこうして台湾を選んだ】」。自分は何がしたいのか、自分にあった候補国はどこか、整理できます。

さあ、いよいよ!外資金融系駐在員の給与!駐在員手当を大公開!!!

ブリ:さて、TOMさん。ずばり、外資金融系駐在員の給与、手当について教えてもらえないでしょうか。駐在前と比較して教えてもらえるとうれしいです。

TOM:はい、そんなに大きな声では言えませんが。

まず、駐在直前の日本の給与は、「年収にするとおよそ1,100万円~1,300万円くらい」です。差があるのは、その年の業績や評価でボーナスが変わるためです。このほか、交通費の支給、諸種福利厚生等、まあ駐在前はこんなものです。

ブリ:おお…。そして、駐在後はどうなのでしょうか。

TOM:はい、駐在後ですが、支給される給与は基本的に変わりません。駐在直前年度の年収がベースで、その時の為替レートを基に、台湾ドルと日本円に分解して給与が決まります。

しかし、駐在員はここからです。

まず、手取りは保証されていまして、毎月、日本で支給されていた手取り額は完全に保証され台湾ドルの給与も考えて計算されます。さらに、うちの会社の場合は、海外で発生する税金も全部負担してくれます(台湾の税金の概要(会社及び個人)はこちら「【誰でもわかる台湾の税金】わかりやすく把握」)。

ブリ:つまり、海外現地の税金が大きい場合には、ちゃんと会社が負担してくれるということ、いわゆるグロスアップという方法で、これまでの給与は完全に保証されているのですね。そして、追加で海外で発生する税金は会社が負担してくれるのですね。

TOM:はい、そして駐在員の大きな部分は手当です。

私が受け取っている手当には、住宅手当(家賃負担)、一時帰国費用の負担(台湾の場合一人10万円/年)、駐在準備金、駐在開始・終わりの引っ越し費用、駐在家族手当、中国語学習費用、海外医療保険、健康診断費用(大人1人10万円まで)、こんな感じです。
国や人によっては、ハードシップ手当(危険手当)、運転手付きハイヤーの手配、食事や清掃もつくホテル型のコンドミニアム等があります。

 

TOMさんの駐在員給与・手当まとめ

項目 金額 備考
年収 1,100万円~1,300万円 ここから台湾ドル・日本円分けて支給される
住宅手当 72万元/年
(日本円:288万円/年)
6万元/月
一時帰国費用 40万円/年 4人分:2歳以上の家族1人につき10万円
駐在準備金 50万円/駐在前1回のみ
家族手当 60万円/年 5万円/月
語学費用 実費
(1.2万元/2ヵ月くらい)
海外医療保険 概算50万円/年
健康診断費用 20万円/2人分/年 大人のみ
  • 1台湾元=4円にて換算
  • その他、日本での荷物の倉庫費用(金額は不明)、駐在帰国支度金:30万円/駐在帰国後1回のみ(予定)

ブリひゃ~~!手厚い!!!すごいですね。
駐在員はお金が貯まると言いますが、年収に加えてこれだけ手当が豊富だと実現可能ですね。

台湾駐在員:他にこんな駐在員手当があります!(他社例)

  • ハウスキーパー・家のお手伝いさんの費用
  • 子供の教育費用:TOMさんは支給されていないようですが、日本の義務教育(幼稚園~中学)期間中の学費を会社が負担するというケースは多く見られます。
    中には、子どものインターナショナルスクール費用まで会社が負担してくれることも…←かなり高額です(こちら参照:【台湾台北 子供の学校どうする?】目的別に小学校選び
  • 単身赴任手当:家族を日本に残して、単身で駐在される場合に日本円を別途支給するなどの方法があります。

日本と台湾で異なる点

  • 交通費:一般的に台湾では自宅⇔勤務先の交通費が支給されません。
  • 食事手当:月2,400元を上限に食事手当が支給されることが一般的です。
  • お年玉:「紅包(ホンバオ)」と呼ばれるお年玉が旧正月明けに支給または上司等から配られることがあります。100元~1,000元という会社も。
  • 忘年会の抽選:台湾では忘年会が会社のメインイベントになることが多いです。この時、最も盛り上がるのが抽選。モノの他、現金の支給も。詳細はこちらの記事の中で特集しています。

駐在員って…お金に困ることあるの?手当の不満と言ったら?

ブリ:給与が保証され、さらに手当も厚い。何か駐在をするにあたって困ることってありますか?

TOM:私はお金の部分は特に文句はありません。ただ、駐在員でよく聞くのは為替の部分です。
私の会社の場合、為替は駐在時のレートで固定され給与が計算されます。駐在中の為替の変動は、プラスとなることもあるし、マイナスとなることもあります。

具体的にはこんな感じです。

元々支給されていた給与が120万円とします。
駐在当時のレートは3円/台湾ドルとします。現在のレートが4円/台湾ドルとしましょう。
もし、駐在中の給与現地通貨のみとすると駐在時に固定される給与は以下の通りです。
120万円÷3円=40万元 ←駐在時に固定される給与

もし、今、駐在したなら・・・
120万円÷4円=30万円 ←今駐在したら固定される給与

私の後に来た駐在員は、現在円安が進行しているので、ちょっと文句を言っていますね。

ブリ:駐在員給与の計算は、会社によっても色々ありますね。TOMさんの会社のように駐在開始時に給与を決めてしまうパターン、毎年など一定期間ごとに為替計算をし支給額を決め直すパターン、要は、為替のリスクを個人に負わせるか、会社が負うかの差ですね。

TOM:そうなんです。私の会社の場合、個人が為替のリスクを負っているということですね。時期によって、結構給与の金額が変わりますね。

ブリ:具体的にありがとうございました。正直、駐在員の手当は驚きました(汗)。

 

駐在員の給与の決まり方

  • 現地通貨支給額、日本円支給額の配分をどうするか?:現地通貨のみという会社もある
  • 現地通貨の計算にあたっては為替計算をどうするか?:駐在時に決めて見直さない会社もあれば(=個人がリスクを負う)、毎年、毎四半期、毎月など、一定期間ごとに現地通貨額を決めなおす会社もある(=会社がリスクを負う)

台湾駐在員の語学(中国語)事情

ブリ:ところで、さきほど、中国語の学習費用が負担されるという話がありましたが、TOMさんは、中国語はどうですか。

TOM:いや~。恥ずかしながら、中国語はほとんどできません。会社には日本語ができるローカルスタッフがたくさんいまして、通訳も兼ねています。また、私の相手するクライアントは日本企業です。そのため、仕事の大半は日本語で済んでしまうのです。
語学学校に週に1度通っていますが、日常会話が少しだけできる…3年経ってもそんなレベルです。駐在当時は、中国語を使ってどんどん仕事するぞーと思っていたのですが、現実はまとまった勉強時間も取れず、業務でも使わず、ダメだなぁと反省する次第です。

ブリ:台湾に駐在する多くの日本人が、中国語が話せない理由の一つに、日本語ができる台湾人が多いということが挙げられます。皆さん、TOMさんと同じ状況で、悩まれている方もいますよね。

TOM:中国語については、もう3年も経ってしまいましたが、ここから、頑張りなおしたいですね。まずは、業務でも通訳に頼らないこと、積極的に台湾人と中国語で話す機会を作ることを意識しています。

ブリ:そうですね、台湾人に囲まれている環境ですので、恥ずかしがらず中国で話してアウトプット。そして、脳に汗をかく。その上でインプットすると定着するものと思います。語学学校で、わからなかったこと・文章を先生に聞いて、添削してもらうとより効果的で効率的な学習ができると思います。

TOM:そうですね、ありがとうございます。以前教えていただいた勉強方法(詳細はこちらにまとめています)ですね、とてもしっくり来ました。いつまで台湾に駐在できるかわからないですが、残りの期間しっかり勉強したいと思います。

ブリ:良いですね!今度、私の台湾人の知人と食事でも行きましょう!ALL中国語です♬

TOM:おお!ぜひともご一緒させてください。

駐在後のキャリアについて

ブリ:最後に、TOMさんの今後のキャリアプランについて教えてもらえませんか。

TOM:はい。まず、台湾駐在があとどれくらいになるかはわかりませんが、残りの期間、中国語のみならず、しっかり業務をまっとうしたいです。
そして、日本に帰ってから、海外で経験を活かして仕事をしていきたいと思っています。
海外に出て、日本の良いところ、悪いところが、よく見えました。悪いところとしては、日本の生産性の低さ、非効率、理不尽な制度といった点です。外資系と言えど、日本法人はやはり日本法人いろいろな欠点がわかってしまったのも事実です。

実は悩んでいることがあります。日本に戻ってこの会社で残り人生がんばっていくのか、もしくは転職をするかです。海外駐在が終わったら転職活動はしようと思ってます。

自分の海外の経験が活かしさらにやりがいを見出したい、例えば、今のような大きな会社でなく、ベンチャー企業も含めて、新しいことにチャレンジしたいとも思っています。

ブリ:良いですね~。TOMさんの新しいチャレンジ、応援しています。なお、駐在後または駐在中も、おすすめしているのが、転職活動です。転職しろと言っているわけでなくて、まずは転職活動です。

転職はいろいろとリスクもあるし、考えることも多いですが、転職活動は自分の市場価値を知るいいきっかけです。駐在したことで、市場価値は上がっているはず。今、自分が市場でいくらの年収を得ることができるか、今の会社を続ける上でも、転職するにもとても重要な糧になるはずです。

TOM:なるほど~。それは良いことを聞きました。今すぐにでもやってもみたいと思います!

ブリ:TOMさん、今回は本当にありがとうございました。知られざる海外駐在員の実態、とても興味深い話となりました。TOMさんの今後、とても楽しみです。台湾にいる間はもちろん、日本、または別の海外に行っても今後ともよろしくお願いします。

TOM:こちらこそ、今後もよろしくお願いします。

ブリ:この後、うちのサイト運営メンバーのカオルコより、TOMさんの海外駐在員としての生活編・子育て編をお伺いしたいと考えています。引き続きお願いします。

TOM:はい、大丈夫です。カオルコさんにも、特にうちの妻、子どもがお世話になりました。ぜひとも協力させてもらいます。

まとめ

今回は、「台湾の日本人駐在員を大解剖」というテーマでお届けました。

  • 海外駐在員は、土日もゴルフやお付き合い、営業活動があり、働き方によっては休みがなくなってしまう
  • そのため家族帯同のケース、特に子どものいる家庭は、ワークライフバランスが特に重要。ご家族と揉めないようよく話し合い、場合によっては働き方の見直しも必要
  • 会社にもよるが、海外駐在員の手当はとにかく手厚い
  • 海外駐在によって、貯蓄の実現性は高い
  • 台湾駐在の場合、日本語のできる台湾人も多いので、仕事環境によっては全然中国語の語学力が伸びない
  • 中国語を習得したいなら、積極的に勉強する姿勢が大事
  • 海外駐在後のキャリアプランを考えておくことも大事
  • 海外駐在という経験を基に、駐在後、駐在中でも、転職活動をしてみることで、一度、自分の市場価値を図ってみると良い

~2021年11月某日 TOMブリ対談 @台北中山区にて~

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今回は以上となります。海外駐在員の実態、ご参考になれば幸いです。

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