【台湾にある日本のもの】本当に多い/海外移住の価値観が変わる!

台湾にある日本 📖 台湾を知る

親日過ぎる!台湾の日本に対するアツ~い思い

TJ-ブリです。
今回は、台湾における「日本のもの」についてです。

台湾は、親日と言われています。これは、台湾に移住したら、また、台湾人と一緒に仕事をしたらすぐにわかります。

はい、台湾は本当に親日国で、日本のことが好きな台湾人がたくさんいます。
この結果、台湾には日本のものがかなり多くあります。

台湾が日本を好きな理由…
それもそのはず、台湾は、日清戦争以降から終戦の1945年の50年間は日本でありました。そして、その日本統治時代、教育、医療、インフラ整備…多くの改革が実施され、これに感謝している台湾人は多く、次の世代に語り継がれてもいるのです。

旅行者の数はどうでしょうか。
日本に旅行に来た外国人の統計。コロナ前の2019年のデータによると、第3位に台湾(2019年:489万人)となっており、1位は中国(同2019年:959万人)、2位は韓国(同2019年:558万人)ですが、中国の人口は14億人、韓国は5千万人に対して、台湾の人口2千3百万人。人口あたりで見ますと台湾が圧倒的に多いことがわかります。

そうなんです、台湾はとにかく日本が好きなんです。

台湾人と話をしていると、中には私も行ったことがない日本のマニアックなエリアの話が繰り広げられることも多いです。当然、そのような方は東京、大阪、九州、北海道といったエリアには訪れております。

また、日本語を学習している台湾人も多く、台湾に住んでいると急に日本語が聞こえるということも少なくありません。

台湾にはありとあらゆるところに日本があるのです。

今回は、台湾にある日本、日本のものについてお話をします。

この記事のポイント

  • 台湾には日本のものが多い、食店、食べ物、飲み物、生活用品、お店、建物…本当に多い
  • これは、日本人が台湾で移住をする、生活をする、旅行をする、または、仕事をする、ビジネスをする上でも、非常にメリットとなる
  • 結果、日本人にとって、台湾は生活がしやすく、ビジネス・仕事上でも大きなアドバンテージがある
  • これらの中身を実際に見てみよう。海外移住の考え方、台湾移住の見方、台湾移住の不安、色々と変わるはず!

海外移住の不安、そして、最終的に海外移住に失敗しあきらめて日本に帰る人の中に、日本が恋しくなったからというのは多い理由の一つです。

今回は台湾に改めてどのような日本のものがあるかを知り、そして、台湾での仕事、ビジネス、移住、生活、または海外移住そのものを改めて考えるきっかけになればと思っています。

とにかく台湾には日本のものが多い!!

台湾における日本のもの【デパート・ショッピングセンター】

日本人が台湾で生活をするにあたって、まず心の拠り所となるのが、日系のデパート・ショッピングセンターがあることです。

  • 三越
  • そごう
  • 高島屋
  • 三井ららぽーと
  • 三井アウトレット などなど

いろいろとあります。これらは、日本にある日本のデパートとほぼ同等と考えることができます。
スーパーが併設されていることも多く、日本の食材、生活用品も揃っています。

私も、台湾に移住したばかりの頃、やはり安心できる拠り所としてよく通っていました。もちろん今でもヘビーユーズです。

台湾人も日系のデパート・ショッピングセンターは大好き。日系のデパート・ショッピングセンターは大盛況です。
特にセールシーズンは、入場制限がかかるほど!台湾人にとっても大好きなスポットなのです。

 

台湾のデパート・ショッピングセンターの特徴

台湾のデパート・ショッピングセンターの特徴を挙げるとすると以下の点があります。

  • 人気のグルメ・レストランが入っている
  • 台湾人は外食することが大好きで、特に家族との集まりを重んじる
  • この結果、デパート・ショッピングセンターには人が集まりやすい
  • また、子供が楽しめるエリアが併設されることがある
  • 子供を遊ばせるため、とりあえずデパート・ショッピングセンターに訪れ、ついでにショッピングをするという一つの流れがある
  • 台湾のデパート・ショッピングセンターならではの特別なイベントも多く、それが付加価値ともなっている。

例としては、微風(BREEZE Center)の常連客専用の年に1度のイベント「BREEZE NIGHT」は、VIPやセレブを中心に有名です。この日の夜は多くの人で狂い咲きにぎわいます。日本ではまず見ることのできないデパートの光景です。特集記事はコチラ「【特別な夜】台湾セレブ御用達の「微風Breeze」Invitationイベント紹介」です。

https://www.twjp-heart.com/breezeinvitationevent/

 

台湾における日本のもの【食べ物・生活用品】

スーパー・コンビニでは

台湾ファミマ コンビニ

スーパー、コンビニに行けば、一目瞭然。

日本の食べ物、飲み物、お酒などなど、たくさんの日本のものを目の当たりにすることができます。

上記の日系デパート・ショッピングセンターにあるスーパーはもちろんのこと、台湾系・外資系のスーパー(例えば全聯、カルフール、RTマートなど)にも日本のものが置いてあることは多いです。

これも台湾人の需要を考えれば必然ですが、我々日本人にとって、とてもありがたいことです。

但し、日本のものであれば何でも…という傾向もあり、日本のものだけど、逆に日本では見慣れないものがあったりもします。

私も台湾に来て、初めて知った日本の会社のもの、商品、製品を見ます(台湾人の需要もしかり、台湾人にとっては日本でどうかはわからないので、売れ残りや、マイナーなものが輸入されたりもするんですかね…)。

このあたりは、ちょっぴり注意しましょう。

飲食店・レストラン

台湾に訪れた方は、すぐにわかります。日本の飲食店、レストランがたくさんあります。

吉野家、すき家、モスバーガーといったファーストフードのほか、日本のレストラン、飲食店、ラーメン屋、居酒屋もたくさんあります。

麦一
麦一

ちょっぴり台湾ローカルのお店より高いですが、何よりおいしい!
台湾人にとっても日本の食べ物は大好きです!

ブリ
ブリ

そういってもらえると、我々日本人にとっても、うれしいです。
台湾に住む日本人としても、やはり日本のものが恋しくなるので利用します。
お寿司、和食居酒屋、このあたりはレベルが高いものも多く、ビジネスでも利用されますね。

やはり、日本の食事はおいしく、安全で品質も高い。そして日本食は最高。
台湾で食べるお寿司やお刺身もすばらしいものです。

台湾で新鮮なお寿司・お刺身を食べたい!
台北魚市・上引水産がオススメです。新鮮な海鮮をその場で食べることも、買って帰ることもできます。

日系のデパート・ショッピングセンター内の他、個別に出店しているお店も多いです。

台湾人も日本の食事は大好き。家族・友人との集まりに利用することも多く、人気の日本の飲食店がたくさんあります。

台湾に住む日本人にとっても、台湾人にとっても、とても嬉しいことなのです。

「日式居酒屋」ってなに?

台湾人オーナーのもと、日本の居酒屋をモチーフに展開された居酒屋を「日式」と呼ぶことがあります。日本の食事が出てきますが、ちょっと台湾風にアレンジされていることもあります。

例えば、からあげといっても台風にちょっと八角のきいた味付けになっていたり、お味噌汁が甘かったり、色々あったりします。

ただし、完全に日本から進出されたお店や日本人オーナーのお店よりは安いことが多く、また、台湾人だけど日本で修行された方が運営していればかなり日本に近い味付けでクオリティの高いケースも多いです。

キーワードは「日式」!いろいろチャレンジしてみるのも面白いです。

麦一
麦一

日本の居酒屋、日式居酒屋、台湾には熱炒(Rè chǎo ルーチャオ)という台湾居酒屋もありますが、最近は、日本のビールをよく見かけるようになりましたね

ブリ
ブリ

言われてみればそうですね。日本人は、「とりあえずビール!」の文化。その時、お店の人に何のビールの種類にするか聞かれますが、台湾ビールだけでなく、アサヒ、キリン、エビス、沖縄オリオンビールなど、日本のビールも言われることが多くなりましたね!

麦一
麦一

ビールのみならず、日本酒、日本の焼酎、日本のウィスキー、日本のお酒は台湾の至るところで見ます。

台湾のお店だけど、日本のものが置いてある、これも台湾人の需要に合ったものと言えそうですね!!!

 

台湾にある日本の飲み屋街

  • 「林森北路(リンセンペイルー)」を聞いたことがありますでしょうか。台北にある飲み屋街です。ここには、たくさんの日本のレストラン・居酒屋があります。バー、ナイトクラブ、スナックも軒を連ねることから、台湾に住む日本人、または出張にくる日本人にとっても、ひと時のお酒を楽しむ憩いの場になっています。
  • もちろん、台湾人にとっても日本食やお酒を楽しむ場所となっています。
  • 台北のMRT「中山駅」から東に少し行ったところを中心に飲食店が立ち並びます。

  • 台北の林森北路以外にも、台中、台南、高雄といった都市にも日本食があつまるエリアがあります。
  • それぞれの都市に日本人が多く住み、そして、出張時の需要もあって、台湾内の日本がより活性化するわけです。

 

ありがとう…日本から台湾に進出している定番店

台湾人も大好き、そして、我々日本人にとってもとてもありがたい、日本のお店。私が本当に感謝してやまない、愛用店はこちらです。

  • ユニクロ・GU
  • ニトリ
  • 無印良品
  • カルディ
  • 東急ハンズ などなど

日本で買うよりも少しだけ高いかもしれませんが、便利さを考えると、台湾でも頻繁に利用してしまいます。

麦一
麦一

台湾人にとっても、これらのお店は大好き!
例えば、ユニクロのイベントには多くの人が列に並びます。品質が良いというイメージが強く、台湾人にとっても愛用されるものです。

ブリ
ブリ

これも日本人にとってとても嬉しいことです。
細かなところにこだわった品質は、まさに日本のモノづくりの最たるもの。それがこうやって海外で評価されることは、素直にうれしいですし、日本のビジネスで一番の売りでもあります!

 

台湾における日本のもの【書店・本・言葉】

台湾に住む日本人にとって、これは本当に大きなことです。

まず、日本の書店が台湾にはあること。主に紀伊國屋書店、ジュンク堂書店、TSUTAYAが進出しています。日本の書籍がたくさん並んでいて、私も頻繁に行き本を購入しています。

台湾で、日本の書籍を目にすることは多いです。

中国語に翻訳された「ONE PIECE」

私も大好きでつい買って読んでいます(1冊105台湾元←2022年4月現在)。

どうして、台湾に日本の書籍があるか?

日本を好きな台湾人が多いという他、日本語ができる台湾人、日本語を勉強している台湾人が多いことにも起因します。

書店に行くと、日本語検定のための書籍、日本語の勉強の本がたくさん並んでいる理由も、これにあります。

そして、この結果、日本の書籍、書籍、文庫、マンガ、雑誌、ジャンル問わず、あらゆる日本の本が台湾にあります。

これは、台湾人にとっても、台湾に住む日本人にとってもとてもありがたいことです。

カオルコ
カオルコ

台湾に日本語の書籍が多い、子供の絵本、児童向け書籍も同じく多い、これは台湾で子育てをする日本人にとって、とてもありがたいことです。

ブリ
ブリ

台湾の公用語は、中国語(北京語・マンダリン)。子供は台湾で生活すると、すぐに中国語に慣れてきますが、そうしますと問題は母国語である日本語にシフトしてきます。

母国語の言語教育は重要ですし、日本語の読み書きができるようになることはハードルがあります。
この時大事なのが日本語の書籍の読み聞かせですね。

カオルコ
カオルコ

そうですね、日本人の子供にとっても、日本語の書籍に親しめる環境は大きい。小さい頃の母国語の習得は、子供の脳の成長、論理的思考の第一段階として極めて大事なので、絵本の読み聞かせは特に大事と言われていますからね。

ブリ
ブリ

海外移住をして子育てをするなら絶対に押さえておきたいこととつくづく思います。
こちらの記事「【台湾でバイリンガル教育】基本は母国語 自ら本を読む子へ【生涯重要なスキル】」はとても参考になります。

(番外編)台湾における日本のもの【日本語教育】

1つ前に関連して言えること、それは、台湾では日本語の教育が盛んということです。日本人向け、台湾人向け両方です。

日本人向けには、主に児童に対する教育、つまり、日本語を教えることができる幼稚園や学習塾があるということです。
台湾の幼稚園(台北)であれば、以下の記事が参考になります。

【台湾台北 子供の幼稚園どうする?】安心して我が子を預けたい【今後を踏まえる】
子供にとっての最初の外での教育となる幼稚園選び。とても大切ですし、海外、台湾では色々と悩まれる方も多いと思います。 日本語ができる幼稚園?インターナショナル?モンテッソーリ? 何より、子供のことが心配。安心できる幼稚園を見つけたい。幼稚園選び・見学のポイントを解説します。皆さまの幼稚園選びに少しでもお役に立てたら幸いです。

これは、子供と一緒に台湾駐在、台湾移住しているケースにとってはとてもありがたい存在です。

また、語学学校を見ていると、「英語」のみならず「日本語」の看板も良く見ます。これは台湾人向けの語学学校です。
台湾に来て思いますのは、日本語を勉強している台湾人、また、日本語を話せる台湾人は本当に多いということです。

過去に日本であった台湾(1895年~1945年)、その時代には台湾には日本語教育があり、祖父母から日本語及び日本の文化が次の世代に受け継がれている、そして、日本に興味を持ち、日本語を勉強しさらに日本を知る、そのような流れも多いと見受けます。

いずれにしても、これは他の海外の国で見ますと特異な状況であり、台湾に住む日本人にとってはメリットでもあります。

台湾における日本のもの【日本ビジネス・日本人需要】

最後は、ものではなくビジネス・人になります。

台湾人は日本のことを好きな方が多く、そして、常に日本と近づきたいと思っています。これは政治のみならず、友人・知人関係もそうですし、ビジネス・仕事上の関係も同じです。

台湾に移住してからたくさんの台湾人の友達ができました。本当に友好的に接してくれるのは、台湾がおもてなす文化であることに加えて、台湾人が本当に日本を好きなことも理由です。ありがたいことです。

そして、私自身、台湾でビジネスができていることも、これが理由でもあります。
台湾移住をしている私の知人達も、台湾での起業でも、台湾の会社への就職でも、恩恵を受けていることは多いのではないかと思います。

台湾人同様、台湾企業も日本に興味があります。ビジネスでも同じ。日本人が台湾で重宝されるのは必然と言えます。

台湾における日本人の職の詳細については、こちら「【台湾で転職】日本人が現地採用で勝つための秘訣」が参考になるでしょう。

台湾における【日本のもの】まとめ

今回のまとめです。

  • 台湾における日本、日本のものは、海外で見ても特異な状況。
  • 飲食店、食べ物、飲み物、生活用品、お店、建物… 台湾には日本のものが本当に多い
  • 台湾人は、とにかく日本のものが好きで、これは日本人が台湾で移住をする、生活をする、旅行をする、または、仕事をする、ビジネスをする上でも、大きなメリットである。
  • 結果、日本人にとって、台湾は生活がしやすい環境といえる。
  • また、ビジネス・職といった点でも、実際に、「日本」、そして「日本人」であることが優位となり、恩恵を受けているケースも多い。

以上となります。

台湾にとって、日本が特別であること、
そして、台湾に住む日本人にとってもそれはうれしくありがたいこと、互いの将来に通じるきっかけとなるはずです。

参考になれば幸いです。ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました