【台湾の医療・病院事情 】旅行中・滞在中のもしもの時のために!

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台湾の医療 はじめに

台湾に在住している方、または台湾に旅行に来られた方も、いざという時に備えておきたいのが、台湾の医療事情、病院事情。

今回は、世界から見た台湾の医療の評価概要、医療体制の概要、そして、もしも時に備えた対応などを紹介します。

  • 台湾の医療体制は正直どうなのか?
  • 台湾で緊急のケガや病気をしてしまったら、どうすればいいの?
  • 病院の受付方法を教えてほしい
  • 台湾で日本語ができる病院はある?

この記事によって、このようなお悩みを解決します!

台湾医療、世界からの評価

結論としては、台湾医療サービスと健康保険は世界で高い評価が得られています。

2020年・2019年 世界各地の生活コストに関するデータを提供する「Numbeo」調査にて、医療・ヘルスケア分野で2年連続世界一 ⇒ Numbeo調査の要約記事
2019年 米国のエグゼクティブ向け雑誌CEO WORLDが行った2019年度のヘルスケア指数調査でも中華民国(台湾)は89の国と地域のうちトップだった
2014年 The Richest web 台湾の医療・保険制度を世界一位と評価
2007年 スイス・ローザンヌ国際経営開発研究所「世界競争力評価」における医療・保健制度のインフラ整備部門にて世界第13位

台湾は、中国との関係から世界的に国としての位置づけが微妙となることがあるため、評価機関・団体によっては、台湾はそもそも評価対象として外されていることも多いです。
しかし、それでも、これだけ評価がなされていることは客観的に一定の実績を有し、評価がなされているものと考えられます。

私も、毎年の健康診断、予防接種、運動中のケガ、ポリープの切除手術、切開による抜歯手術、小児科、救急での対応、入院などなど、
これまで家族面ども様々なケースにて台湾の病院にはお世話になりましたが、いずれの対応にも大変満足をしています。
特に台湾のお医者さんは熱心で患者思いな方が多い印象です。
医師や科によっても異なりますので、それぞれについては、また別の記事にて記載したいと思います。

もしもの時にはどうしたらいいか?

救急の際の電話番号は、日本と同じ!

警察 110
救急・消防 119

但し、中国語のみとなりますので、中国語ができない方の場合は、お住いの隣人やマンションの管理人、または滞在先のホテル受付に連絡をすることがいいでしょう。

台湾人は本当に親切な方が多いです。
こちらが焦って、困った表情をしていれば必ず助けてくれます。

2021年3月現在、コロナウィルスの関係で救急車に同乗できる人数、緊急病棟に入れる家族の人数は制限されていることが大半です(通常、それぞれ1名となっています)ので、ご注意ください。

なお、実際に救急車にお世話になった事例についてはまた別の記事で紹介します。

 

台湾移民署外国人ホットラインを使う

台湾政府機関である内政部移民署には、外国人向けのホットラインがありますので、こちらに相談することも手段の一つです。

内政部移民署外国人向けホットライン

  • 24時間 年中無休(日本語・中国語・英語の場合)
  • ☎電話番号「1990」とわかりやすい!
    (2022年6月30日までは、従来の0800-024111も利用可。)
  • ベトナム語、タイ語等でもサービスを提供(平日月曜~金曜 9:00-17:00)
  • 医療以外にも、ビザ・居留、仕事、教育文化、税金、健康保険、交通、簽證、居留、工作、教育文化、稅務、法律、安全、その他生活に関する様々なことに対する相談窓口
移民署中文網-熱線改碼1990、服務內容、時段及方式

病院に行く

海外旅行保険に加入されている方

日本人の駐在員や旅行者で海外旅行保険に加入されている方は、台安医院の国際特診センターが便利です。

台安医院自体は総合病院で、とても大きな病院です。
国際特診センターといって、外国人向けの特別サービスを提供しています。
予約や受付にて、英語、日本語ができる方がいます。
また、かなり流暢な日本語ができる医者(内科、小児科などが専門)もいます。
この日本語ができる方の専門外であっても、担当の看護師が該当する専門科に案内してくれて、診察や治療を受けることができます。
このサービスは、海外保険に加入されている方限定となっています。

🏥 臺安醫院
台北市松山区八徳路2段424号(微風廣場や台北小巨蛋近くです)
日本語:国際特診センター(內線2676)
https://www.tahsda.org.tw/jp/IPCC.php (日本語、予約ページ有り)
地図:

 

台湾在住者で海外旅行保険に加入されていない方(国民健康保険加入者)

台湾に在住の方で保険証をお持ちの方について、通常の問診は基本的に以下のプロセスとなります。どこの病院も、いかなる科も基本的には同様の流れとなっています。

インターネットなどを通じて予約を行う
病院に行く
受付を行う/血圧・体重等を図る

診察を受ける部屋の看護師に保険証カードを渡す
または、診察を受ける前の部屋に設置された保険証カード読み取り機械で保険証カードを入れる

これを忘れると順番が来ないことがありますので注意!!
自分の番になったら部屋に入る

診察が終わりましたら、診察費用明細、場合によってはお薬の明細を受け取ります。
診察費用を受付等で支払ったら、お薬を受け取りに行きます。
大きい病院であれば、薬は、病院内に別に薬を受け渡しする場所がありますので、そちらで受け取ります。

 

日本語可能な主な病院の紹介

上記の台安医院(臺安醫院)以外にも日本語が可能な総合病院、町の病院や診療所があります。

病院は大きく2つに分かれ、中国語では、総合病院や大きな病院を「醫院(yīyuàn)」、診療所やクリニックは「診所(zhěnsuǒ)」と言います。

ただし、病院によっては、日本語可能な医師や日本語可能な看護師は限定されており、日本語可能な通訳を置いているのみのケースもあります。また、日本語のレベルにも差がありますので注意が必要です。総合病院であっても、基本的には中国語または英語となります。
そのため、事前に病院に確認を取ったり、中国語や英語に自信がない場合は通訳をアレンジしたり、言葉ができる知人に同行してもらうなどの対応が良いと思います。

総合病院

🏥台灣大學附属醫院(通称「NTU」または「台大医院」)
住所:台北市中正区中山南路7号(MRT「台大医院」駅すぐ)
地図(Google Map link):https://goo.gl/maps/CfQhoTvk67uwRanm9
日本語対応:一部有り(一部の医師と看護師)
病院HP(日本語):https://www.ntuh.gov.tw/IMSC-jp/Index.action
特徴:台湾で最も難関である台湾大学の付属病院。高度な知識、技術を持つ医師が多く、連日多くの人が列をなしています。単独の大きな小児病棟ビルを持っていることも特徴です。
🏥馬偕紀念医院
住所:台北市中山区中山北路2段92号 台大病院新館(東棟)1F国際医療外来診察室(MRT「双連」駅からすぐの、周りにホテルも多い病院。)
地図(Google Map link):https://goo.gl/maps/bheP8rep4NNZkugb6
日本語対応:一部有り(一部の医師と看護師)
病院HP(英語):https://post.mmh.org.tw/english/
※以前、日本語サイトも少しあったのですがなくなったようです。英語を掲載します。
特徴:台北の大型総合病院の一つ。私の知る限り、脳外科、小児科に人気の医師がいます。
🏥長庚紀念医院台北院区
住所:台北市松山区敦化北路199号
地図(Google Map link):https://goo.gl/maps/2a77PpMVhv36ZwyK7
日本語対応:一部有り(一部の医師と看護師)/国際医療センター(要予約)有り
病院HP(日本語):http://www.chang-gung.com/jp/
特徴:台湾で有名な病院の一つ。予約が取れない医師が多く存在します。台北近郊では、台北市内、林口に分院があります。
🏥台北榮民總醫院
住所:台北市北投区石牌路2段201号
地図(Google Map link):https://goo.gl/maps/PjGiWdHzHh8UXoRJA
日本語対応:一部有り(一部の医師と看護師)
病院HP(日本語):https://www.vghtpe.gov.tw/Index.action
特徴:台北市内で最も大きな病院の一つ。一から三の病棟があり、それぞれ科が異なるので注意。

小児科・内科

🏥黄文香兒科診所
台北市大安区忠孝東路四段250号2階-1 2樓
地図(Google Map link):https://goo.gl/maps/zHp11Ct1HRwQLARK9
日本語:医師及びスタッフの日本語はとても流暢です。
FaceBook(日本語あり):https://ja-jp.facebook.com/黄文香児科診所-222352511173435/
特徴:とにかく日本語が上手で親身に対応してくれます。受付開始の少し前から列をなしますので、午前午後に関わらず開院よりも早く行くことをおすすめします。

台湾の医療費について

 

台湾における医療費ですが、台湾にも健康保険制度があります。そのため医療費は限定的です。

保険適用、適用外とありますが、多くは保険が適用されます。

また、子供の医療費については基本的に無料で、保険適用外の薬や治療についてのみ費用がかかります。

例えば、私は、切開を伴う歯の抜歯手術や大腸ポリープの切除手術をしました。
抜歯手術は150元(600円)、ポリープ切除については2,000元(8,000円)ほどでした。

医療制度が整っていることは非常にありがたいことでしたし、健康保険制度と医療費が莫大でないかという点は、移住する前の大きな検討ポイントでもありました。

 

 

 

ブリ
ブリ

例えば、アメリカやシンガポールなど、国よっては医療費が高額となるので、移住をした後、驚くケースも少なくありません。

麦一
麦一

当たり前だと思っていたことが、世界では当たり前でないこともあるのもあるのですね!

ブリ
ブリ

そうですね。そのためにも海外移住にあたっては事前に色々なことを調べておくことは本当に大事なことです。

この記事が、台湾でも生活する上で重要な医療・病院の点で役に立ったら幸いです。

私の考える台湾移住のメリット・デメリットはこちら「【2021年版 海外移住-台湾】メリット・デメリット【対策を含めて】 」でもご参考ください。 台湾移住含めて海外移住を検討されている方は参考になると思います。

【台湾移住のメリット・デメリット】海外渡航豊富な目線から【対策を含めて】
海外移住を考える時に大切なコト。台湾移住を決めた経験は必ずや役に立つと思います。海外移住、台湾移住のメリット・デメリットを自分なりに考えるきっかけになればと思います。メリットは人それぞれ異なる、そしてデメリットはどう解決するか、それとも我慢できるのか、ということになります。ご参考ください。

あわせて知っておきたい台湾の事情【社会保障負担・手取り/台湾の高齢化社会】

  • 台湾の医療制度、社会保障制度は、世界の中でも充実していると思います。ではその負担はどうなのか?つまり、給料などの収入に対してどの程度の社会保障負担が発生するのか把握することは大事ですね。台湾移住にあたっては、こちらの2つの記事が参考になります。

💰 台湾と日本で税金・社会保障負担を含めて手取りを徹底比較

日本VS台湾の給料「手取り」徹底比較【うそ⁉こんなに差!】

🏠 台湾も、日本と同様に少子高齢化が問題に。
これからの未来がどうなるか?そしてどうすれば良いか?統計と共に考えておきたい

【統計で未来を考えたい】日本同様の超少子高齢化社会に向かう台湾【日本人の生きる道】

まとめ

  • 台湾の医療レベルは世界でも高い水準である
  • 台北は、人口比で見ても、大きな病院が充実していると言える
  • 日本語や英語で対応できる病院は多い
  • 救急の時は「119」に電話 ←日本と同じ
  • 日常で困ったら台湾内政部移民署の外国人ホットラインが便利
    https://www.immigration.gov.tw/5385/7445/7910/204893/204914/
  • 通常の診察では、保険証を診察室の看護師に渡すか、または読み取り機に通すことを忘れずに
  • 台湾にも健康保険制度がある。台湾人のみならず、居住者は加入することになるが、保険適用される医療があり、医療費は限定的で済む。

今回は、以上となります。
台湾の医療事情、もしもの時の対策を把握するのに、参考となったら幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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