【旅行でも移住でも】台湾タクシー利用方法と55688&Uber配車アプリ

🌎 台湾に住む

こんにちは、TJ-ブリです。

今回は、台湾旅行でも台湾移住でもマスターしておきたいこと。
台湾のタクシー事情と乗り方、そして、後半でUberなど配車アプリ事情についてお話します。

  • 台湾のタクシーの「乗り方」を教えてほしい
  • 台湾のタクシーの料金はどんなもの?
  • 台湾のタクシーでのトラブルはないか?
  • トラブルやリスクを最小限にする方法は?
  • Uber は使えるか?

このような質問について、解決します。
実際にタクシーでトラブルはありますので、旅行者や移住者の方も気を付けましょう。
後半では、よりコストを抑えるお得な情報も記載しています!

台湾のタクシーについて

概要

まず、台湾のタクシーはとてもリーズナブルで、庶民的な乗り物と言えます。

日本と同じくメーター料金が採用され、距離と時間によって料金は計算されますが、日本よりもはるかに安いです。

黄色いボディが目印でひと目でわかります。

値段が安く、市内であればまずどこでも利用でき便利です。

しかし、場合によっては、不快な思いをすることやトラブル(後段で例を紹介します)もありますので、気をつけましょう。

主な特徴

台湾のタクシーの主な特徴は以下が挙げられます。

  • 値段がリーズナブルであり、老若男女広く利用されている。
  • 台北、新竹、台中、台南、高雄…などなど、市内であればたくさん走っている。
  • タクシーの運転手は中国語しかできないことが多い(英語ができないことが多い)
  • 親切な運転手も多いが、愛想や感じの悪い運転手もいる
  • 残念ながらぼったくられるケースもある。しかし、他の海外に比べると圧倒的に少ないと言える。

タクシーの利用方法・乗り方

タクシーの利用にあたっては。以下を抑えておけばいいかと思います。

タクシーに乗る

  • 流れているタクシーが来たら手を挙げて乗る
  • タクシー乗り場で順番に乗る(ホテル・空港・オフィス前など様々なところにタクシー乗り場はあります)
  • ホテルで呼んでもらう、アプリを利用して呼ぶ(後段参照)
  • 自動ドアではありませんの自分でドアを明けて締めます

タクシーを選ぶ

  • 汚くて古いタクシーは避ける方がよく、できるだけ綺麗なタクシーを選ぶべき
  • 「55688」の配車アプリ(後段参照)だと綺麗なタクシーが大半
  • 道路でタクシーを待っていると強引に汚いタクシーが停まってくることもあるが手を振るなどして断ろう
  • 台北を除く高鐵(新幹線)の駅のタクシー乗り場は、特約タクシーとなっていて綺麗なタクシーが多い
  • なぜか台北駅前のタクシーは汚く古いタクシーが多い

行き先をタクシーの運転手に伝える

  • 中国語で行き先(住所や場所の名前)を伝える
  • 日本語も英語ですら通じないことが多い
  • このため、中国ができない場合、発音に自信がない場合は、紙に書いたり携帯を運転手に見せることがおすすめ
  • 老眼の運転手も多いので大きめがさらにおすすめ

タクシーの料金体系

  • 台北市内の場合は初乗り70元
  • 都市によって料金が異なり、地方の方が高い(初乗り90元、120元など)
  • 距離と時間で課金
  • 基本的には、初乗り料金では1.25kmまで、以降、250mごともしくは時速5km以下で1分40秒ごとに5台湾ドル(19日本円)が加算
  • 深夜、春節(旧正月)などの休暇には割増があり、深夜の場合は基本的にプラス20台湾ドル(23時~翌6時まで)
  • チップは不要、また、荷物を載せた際の追加チャージなどもない

タクシーの料金を払う・タクシーを降りる

  • メーターに記載された料金を払う
  • 現金のみという場合もあるので、行き先に応じて100元札や小銭は事前に準備しておくべき
  • 最近は、クレジットカードやLINE PAYなどのアプリ、悠遊カード(台湾におけるSuicaなどのカードのようなもの)での支払いが可能なタクシーも増えている
  • 降りるときは後方の安全に気をつけ、特にバイクが来ていないかを確認する
  • 自動ドアではないので自分で締める

台湾では庶民的な乗り物のタクシーだけど、他の値段は?

  • 台湾では、タクシーのほか、MRT(電車)、バスといった公共の交通機関もリーズナブルです。
  • 但し、台湾では、不動産、生活品を中心に物価は上昇傾向です。台北のマンションの販売価格、賃貸価格は東京よりも高いかもしれません。台湾の生活コストについては、こちらで一人暮らし、DINKs、子供持ちにてパターンごとに徹底的にまとめています。ご参考ください。

タクシーでのトラブル例

タクシーとのトラブルを聞くことも少なくありません。

  • 遠回りをして多めの料金を請求する(運転手が目的地がわかっておらず探索に付き合わされそのまま料金を請求してくることもありました。もちろん払いませんでしたが。)
  • わざとメーターの開始を押さず、通常はいくらだからと言って多めの料金を請求する
  • 夜、女性一人でタクシーに乗って危険な目にあう、わいせつ行為に及ばれる
  • 汚いタクシーに乗ったところ、臭い、不衛生で不快な思いをする(しまいにはゴキブリがいたこともありました。。。)

私も長く台湾に住んでいますが、不快な思いをしたことは数回ありますし、最近も通常20分くらいのところを、平均時速20~30kmにて2倍以上の時間がかかったということもありました。
まぁ、待ち合わせをしていた友人も許してくれましたし、安全運転ではあったので良かったのですが^^

台湾の公共交通機関(電車・バス)はどうか?事故のリスクは把握しておこう。

  • MRT(電車)やバスといった公共交通機関の料金はリーズナブルなことが特徴的な台湾。他方で事故のリスクはどうか。
  • こちらの記事「【台湾交通事故リスク】2021年4月2日タロコ号事故【これまでを振り返る】」で2021年のタロコ号事故から過去の事故を振り返っています。
  • 台湾でも、悲しい事故が起きていることは現実です。事故のリスクも把握して、できるだけ自身で安全管理をしていきましょう。

タクシーでのトラブルを避けるために

さて、上記の通り、タクシーのトラブルは実際にあります。

トラブルを避けるためには、できるだけ汚く怪しそうなタクシーを避けることが考えられます。
しかし、これには、限界があります。

ここでは、さらに有用なトラブル回避方法!
リスクを削減する手段として配車アプリ「55688」を「Uber」を紹介します。

「55688」タクシー配車アプリ

「台灣大車隊」タクシーグループで、配車アプリを提供しています。

良質なタクシーを提供しており、全体的に綺麗なタクシーを扱っています。
運転手の対応・サービスも良く、安心して乗車することができます。

配車アプリを利用するにあたって、事前に、自身の名前、携帯番号を登録することが必要になります。

 台湾では「Uber」が普及している

東アジアでは「Grab」が一般的で、日本では「Uber」はハイヤーなどの一部提携にとどまっていると思いますが、台湾では広く利用されています。

民間人がタクシードライバーとしての登録を行うことで多く参入しており、コロナウィルス以降、元々観光や送迎サービスをしていた個人ドライバーの方も増えており、Uberドライバーは非常に増えたと思います。

Uberには、乗客者とドライバーで双方向の評価がなされることから、ドライバーは乗車サービスの向上に努め、また乗客は乗車時のマナーに努めるという双方の作用が働きます。そのため、ドライバーや車の質もかなり高いという印象です。

 

「55688」や「Uber」といった配車アプリのメリット

 

「55688」や「Uber」のメリット

  • ドライバーや車のが比較的高い
  • 乗車前に誰がいつ来るか判明する
  • 事前に目的地を登録しておくことで、中国語で目的地を伝達することが不要となる
  • 車内に忘れ物をしても、どの車にいつ乗ってどこで降りたかの情報があるため、見つかることが多い。
    ※ちなみに私の友人は、社内に財布を忘れてしまいましたが、無事発見されました。ちなみに、台湾には至る所に監視カメラがあるので財布が落ちていても人々は拾わないか、または届けられることが多いです。
  • 乗客と運転手の情報が運営会社にも周知され、防犯に役立つ
  • 配車の割増料金なし

「55688」と「Uber」の主な違い

 

配車アプリ 55688 Uber
黄色いタクシー 登録された車
(車のナンバープレートの
文字は必ず赤色です)
料金 通常のタクシーと同様の変動制
(乗車前固定金額による
決済も可能)
乗車前固定金額による決済が基本
サブスクリプションサービス
による割引や
キャンペーン割引もあり
ドライバー プロのタクシードライバー 民間人の参入により経験が浅め
の方が比較的多い

サービスの質は共に高く、上記を除き大きな差異はないと思います。

また、Uberには送迎の経験が浅い方がいるのは確かですが、現在はナビゲーションアプリも充実しており、最低限送迎者としての登録はされていることから、そこまでひどい運転手を見たことはないです。

私が思うに最大の違いは、出退勤の時間帯、雨の時などのUber利用者の増加時における料金の違いです。
Uberの場合、上記の時間帯は大きく料金が増加することがあります(二倍以上になることもあります)。

他方、55688の場合は、このような出退勤の時間帯、雨の時でもタクシーと同様にメーターの変動料金制が採用され、通常のタクシー料金となります。そのため、このような出退勤・雨の時については、55688の方が安く済むことが多いです。但し、同じことを考える人も多く、なかなかドライバーがつかまらないことがネックです。

なお、Uberにはサブスクリプションサービスによる割引、各種期間限定のキャンペーン割引、クーポンの発行などもあり、平常時であればタクシーよりも安くなることがあります。

 

 

 

 

まとめ

台湾のタクシー、配車アプリ事情のまとめです。

  • 台湾では、タクシーはリーズナブルで多用できる便利な乗り物
  • 乗り方や降り方の基本はコチラを押さえておこう。
  • 但し、トラブルがあるのは事実なので、まずは最低限、事前に利用方法やトラブル事例について知っておくべき
  • さらにトラブルのリスクを低減するためには、配車アプリがオススメ
  • 普通にタクシーに乗るよりさらにオトクになることもある

今回は、以上となります。
台湾でタクシーやUber・配車アプリをオトクに利用して、より効率的な日常または旅行を楽しみましょう!

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