【台湾の冬】寒い?気温は?台北や北部・山は要注意!しっかり対策を!

台湾の冬 寒い?常夏? 🌎 台湾に住む

台湾の冬?え?南国だから常夏じゃないの?

台湾の冬?南国?寒い?

台湾長期在住者だからこそ、しっかり伝えておきたい台湾の冬

こんにちは、TJ-ブリです。

今回は台湾の冬についてです。
台湾の冬、みなさんどういう印象がありますでしょうか?
台湾の冬を経験されたことがない方は、台湾は南国であり、常夏というイメージをお持ちの方も多いです。これは台湾旅行者のみならず、台湾の駐在、移住を検討されている方でも同じです。

結論として、台湾の冬は結構寒いです!

高雄などの南部については比較的穏やかですが、首都台北をはじめとした北部や山中は、かなり寒くなります。

この台湾の冬について、気を付けておかないといけない事実、そして対策についてお話をします。

  • 台湾の冬、特に北部や山は寒い!
  • 表面上の気温に惑わされてはいけない!本当に寒いんだ!
  • 防寒のみならず、対策しておくべきこと、長期在住者だからこそ伝えたい対策方法がある。
  • この記事を読んで、しっかり台湾の冬を乗り越えよう。ちょっぴりうれしいことも!

このようなお話をします。

台湾の平均気温

はじめに、台湾主要都市の平均気温を見てみましょう。

台湾の平均気温出典:中華民國交通部中央氣象局(統計期間:1991~2020)

台北の平均気温は、12月が18.2℃、1月が16.6℃、2月は17.2℃となっています。

な~んだ、10℃を下回っていないじゃん!大したことはないじゃん!

なめてはいけません!!!

台湾の冬は、気温以上に体感温度が低くなります。そして、さらに外のみならず、室内でも厳しい寒さを強いられる理由があるのです。

 

台湾の冬に関して、よく聞かれる質問「コートや上着は必要?」

  • 「台湾の台北に出張に行くのですがコートはあった方が良い?」
  • 上記の通り、台湾の特に北部では、冬は結構寒くなります。このため、まず、この問いの結論としては、特に12月~2月は、通常はコートや防寒用品はあった方が良いことが多いです。
  • 台湾移住者・駐在者は、台湾の環境に慣れるとより寒く感じます。
    気温が20℃を下回ると台湾人はコートやダウンを羽織る人を見かけたりします。
    これは台湾人が寒さに弱いのもそうですが、やはり寒いんです。
    内外で羽織ったりするにも使えるので、コートや上着はあったほうが良いです。

台湾の冬の寒さをさらに助長させる3つの要因

湿度の高さが寒い~

まず、台湾の冬の寒さをさらに助長させる要因の一点目は、湿度の高さです。

台湾では北部では冬は雨も多く、また常に湿度が高いです。
私も台湾に来てはじめて知りましたが、この湿度の高さは体感温度をより低くさせます。

台湾の主要都市の湿度は以下の通りです。

台湾の平均湿度出典:中華民國交通部中央氣象局(統計期間:1991~2020)

台北の平均湿度ですが、通年でも平均70%を超えており、11月は75.0%、12月は75.9%、1月が77.2%、2月77.8%、3月76.1%とかなり高い状況となっています。

日本の冬は乾燥しており、例えば東京の冬の相対湿度は50%~60%程度となっています。これに対して台湾の湿度が高いことがよくわかります。

また、雨の多さ・湿度の高さによって注意しなければならないのが、そう、室内のカビの繁殖です。ローゼットの衣類を見てみたら、カビが・・・なんていうのも珍しくないのです。台湾の冬で合わせて注意したいです。

カオルコ
カオルコ

カオルコでございます。台湾の湿度は非常に高い、しかし、これはお肌、美容にとっては非常にうれしいことです。台湾に移住してから、東京に住んでいた時とお肌の質感が大きく変わったことを実感します。

しかし、上記の通り、寒さを助長させ、カビを繁殖させるので、この点は、後述の対策をしっかり押さえておくべきですね。

住居構造とエアコンの問題で寒い~:石の床&暖房がない

室内でも寒さを助長させる要因の二点目が、住居についてです。そのうち、まずは「床」です。
日本で多いフローリングは珍しく、多くの家では「石」の床です。
これがひんやりしっぱなしなんです。冬、素足で歩いたら凍ります。といっても過言ではないです。

加えて、もう一点がエアコンです。
台湾の住居に付帯されるエアコンについては、冷房のみしかないことも多々あります。つまり、暖房がないのです。
ホテルについても同様、暖房が完備されていないホテルもあるので要注意です。
台湾は、住居やホテルの室内でも寒いことが多々あります。

 

室内オフィス・レストランの問題で寒い~:冬だよ?寒すぎない?

オフィス・レストランの室内も注意が必要です。冬の寒い時期でもどういうわけか室内では冷房がかかることがあります。
オフィスについては、暖房が完備されておらず送風が冷房のように感じるということなのでしょうか。
また、レストランについては食べれば暑くなる理論なのでしょうか、冷房が効いていたりします。
まったく意味不明ですが、とにかく、オフィス・レストランも寒いことが多いのでこれも注意が必要となります。

 

台湾の冬、しっかり対策すべし 長期在住者のススメ

買ってから移住するのが良い?台湾で有効なあったかグッズ対策まとめ

まず、台湾の冬を倍増させる湿度と住居に対して、冬を乗り越えるため、私が重宝してきたグッズをいくつか紹介します。

ホットカーペットでほっかほか~

最初はホットカーペットです。日本だと、だいぶ床暖房が入った家が増えてきましたね。台湾で、床暖房はかなりレアです。そして、台湾の住居の最大の敵は、そう、さきほどの「石の床」です。

これを解決するのが、ホットカーペットです。

個人的には、収納を考えて、あまり大きすぎないものが良いと思います。

ブリ
ブリ

ただ、うちの家のように、大人2人、子ども2人だと、朝など特に温まりたい時間帯に人が集中するので、家族の人数に適したサイズを選びましょう。うちは以下の2畳サイズです。みんなでぬくぬく、楽しいです♪

 

💡 アイリスオーヤマ ホットカーペット(2畳:176×176cm) IHC-20-H

ブリ
ブリ

昔は、台湾駐在が決まった駐在員の方には、日本で購入して他の家具と一緒に台湾に輸送すると良いとすすめていたのですが、Amazonでも楽天でも共に少しコストを払えば、海外発送してくれます。

もちろん上記、アイリスオーヤマのものも海外輸送可です!

 

寒さを増しカビを増殖させる大敵の湿度を一刀両断!「除湿機」!

湿度は、体感温度をより下げますが、もう一点、最大の攻撃はカビを増殖させるという点でした。私の知人が冬を越して、衣替えで服を取り出したらカビだらけになっていた、という経験がありますが、これは決して少なくないです。しっかり対策が必要です。

これには、ずばり「除湿機」です。

ブリ
ブリ

台湾に住むなら、私は「除湿機」はマストと思います。湿度を適切に保つことで温度が和らぎますし、また、カビの繁殖を防ぐことができます。

カオルコ
カオルコ

私の家も、実は除湿機を365日フル稼働、加えて、ドラム洗濯機で乾かすことができないものの室内乾燥でも利用しています。非常に便利です。

 

💡 パナソニック 衣類乾燥除湿機 除湿乾燥機 エコナビ(F-Y60T9-W)

 

ブリ
ブリ

除湿機は、パナソニックやSHARPといったところが主なメーカーかと思います。日本で購入してから台湾移住、または日本で購入して海外配送も良いのですが、台湾での購入もオススメです。同じパナソニックやSHARPでも、日本では売られていない台湾限定の大型で強力な除湿機も売っています。

 

台湾では除湿機は必需品と考えていますが、注意しないといけないのが、電気代です。ちょっぴり高くなるので、そこは気を付けましょう。といっても、クーラーやドラム式洗濯乾燥に比べたら安いです。

原始的だがこれも使える!そして台湾人へのギフトにも人気「ほっかいろ」

最近は、台湾の通常のドラックストアーでも販売されています。しかし、冬場は「ほっかいろ」が品薄になります。そのため、早めの購入が良いでしょう。

💡 ホカロン貼るタイプ(レギュラーサイズ 10個入 ×6個セット)

💡 ホカロン 貼らないタイプ(てのひらサイズ 30P ×4セット)

ブリ
ブリ

東急ハンズにはかわいいデザインのほっかいろもあります。台湾人は冬が苦手!台湾人へのプチギフトとしても喜ばれます。

💡 【日本で購入なら】【香り付きアニマル使い捨てカイロ】アロマぽかぽか

台北では特に寒さ対策!家探しから勝負!駐在・移住前に要チェック!

寒い冬を乗り越えるために…、日本人ならあってほしい、「お風呂の浴槽」、「バスタブ」

しかし、台湾の居住物件について、浴槽・バスタブ付きの家は少ないのが実情です。
そのため、住居探しにおいては、台湾北部の冬は厳しいことを念頭に浴槽・バスタブ付の物件を決めることがオススメです。

3LDK以上であれば、浴槽・バスタブが付いている物件の率は高まりますが、2LDK以下ですと特に少ないように思います。

台湾移住・台湾駐在の物件選び、浴槽・バスタブが付いているか以外にも注意すべき点はたくさんあります。こちらの記事「【2021年版 もっと早く知りたかった!】台湾の住宅環境と住居選び」も参考にしながら、合わせて、物件選び、引っ越しで失敗しないようにしましょう。

【もっと早く知りたかった!】台湾の家探し、住居選び、住宅環境
台湾でどのように住居を探せばいいのか。まずは絶対に押さえたい前提情報。そして、ポイントは借りる前の家探しの段階! 借りた後も頻発するトラブルを避けるために押さえておきたいコトを徹底解説します。 また、特に台湾で子育てを考えている方や実践する方は注意しなければならないこともあります。参考になるはずです。


入浴は睡眠の質を向上させます。そして睡眠は健康維持には必須ですし、質の高い睡眠を心がけ、また、冬にはしっかりあったまって眠りにつきたいものですね。

 

台湾の冬を楽しみながら寒さを乗り越えたい

逆に冬を楽しんでしまえ!
台湾で冬を楽しませてくれるもの!「鍋」です。

日本の鍋も最高ですが、台湾も鍋料理は有名で、とてもおいしいです。すっぱい鍋、羊肉鍋、いろいろとありますが、特に火鍋
冬は火鍋がいいですよ~。

寒い日に、あつあつのスパイシーな火鍋は、冬に食べると一段をうまさが増します。
個人的には夏も好きですが、冬は特に最高です。

私のおすすめはこちらです。ちょっぴり高級店ですが、台湾在住者の方はもちろん、旅行者の方もおすすめです。

🍲 無老鍋(中文読み方:Wú lǎo guō)

無老鍋 Wulao

名前の通り、老いることのない不老のための鍋です。

台北ですと、新生店(東門駅近く)台北中山店西門店などに店舗があります。最近少し減りましたね(コロナの影響でしょうか・・・)。

台湾には、無老鍋以外にもたくさん美味しい鍋があります。ぜひとも色々と試してみてください!

 

子育てにおいても考えておきたい台湾の冬

カオルコ
カオルコ

台湾にお子様を連れて旅行に来られる方、また、台湾で子どもと一緒に暮らしている方も、台湾は外のみならず室内でも寒いことがあるので、防寒対策は必須です。

ヒートテックでインナーを温めておくか、また上着を持っておく羽織るのはいいでしょう。

また、子育て家庭の方、台湾の幼稚園、学校にも暖房が付帯されていないケースもあり、冬は寒いことがあります。上着を着たり持たせることが良いでしょう。

参考:💡 Amazonおすすめの子供向けインナー

台湾の冬まとめ

  • 台湾の冬をなめてはいけない。特に北部は寒い!公表気温以上に寒い!
  • 台湾の冬をより厳しくさせるのは、湿度、住居の石の床、住居やオフィスやホテルに暖房がないといった点
  • 特に湿度は寒さを助長するだけでなく、カビも繁殖させる点に注意
  • 台湾の冬の対策グッズは、ホットカーペット、除湿機、ほっかいろなど
  • 日本人にとっては、台湾の冬の対策として、そもそも住居選び(お風呂浴槽があるかなど)も大事
  • 逆に冬を楽しもう!楽しむなら火鍋はオススメ!
  • 子どもがいる家庭は、学校も寒いことがあるので、ヒートテック・上着を活用しよう。

身も心もあたたかくして、台湾の冬を乗り越えていきましょう!

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